CentOS6のpam_stack.so

RPMForgeLink からCentOS6Link に入れたProFTPDLink がことごとくユーザー認証を失敗して、悩む。SELinuxを切ってもダメ。/var/log/audit/audit.logを見ると

type=USER_AUTH msg=audit(1321591916.623:561): user pid=5500 uid=0 auid=500 ses=24 subj=unconfined_u:unconfined_r:unconfined_t:s0-s0:c0.c1023 msg='op=PAM:authentication acct="foo" exe="/usr/sbin/proftpd" hostname=::1 addr=::1 terminal=/dev/ftpd5500 res=failed'
PAMで失敗してるらしい。結論から言うとpam_stack.soが廃止され、includeという制御フラグに置き換わったらしい。例えば、
auth       required     pam_stack.so service=system-auth
↓
auth       include      system-auth
となるそうで。

pam_stack.soに問題があると分かるまで、ProFTPDのPAMファイルを一行ずつコメントアウトしたり、system-authの定義内容を丸コピーしてみたりと手間取ったのですが、先に/var/log/secureを見ておけば一発で原因が発見できたのに…

[参考]

[2011/11/19 追記] SELinuxにも引っかかって起動せず。RPMForgeじゃなくEPELから入れると起動はするけど、またSELinuxのせいでFTPログインができない。 <参考>FTPサーバー構築 - ProFTPD (Server world)Link

[2011/11/21 追記] 'setsebool ftp_home_dir on'でログイン可能に。再起動時も有効にする場合は-Pオプションをつける。RedHat/Fedora系専用。 <参考>boolean 一覧 (Fedora 9) (日本セキュアOSユーザ会)Link

— posted by mu at 01:11 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

5試合中2試合勝つ確率

とあるスポーツ新聞系のサイトが過去データの統計から、プロ野球日本シリーズ開幕2連勝したチームが優勝した確率は79%だと言う数字をはじき出し、高い確率だと論じておられました。まぁ当然です、相手が4勝する前に2勝すればいいのだから。とはいえ8割なんて数値を見せ付けられると、先行しているチームが精神的に優位に立ってさらに勝利しやすくなるのではと思ってしまう。てなわけで、確率計算を。

2勝している側が今後各試合に勝つ確率をpとすると、そのチームが残り5試合以内で2勝し優勝する確率は、

¥sum_{k=2}^5 {}_{k-1} ¥mathrm{C}_{1} ¥cdot p(1-p)^{k-2}p

数式で書くと仰々しいですがやっていることは、

  • 2試合で優勝: 次の1試合を勝利し、その次も勝利 [ k=2 ]
  • 3試合で優勝: 次の2試合中どちらか1回勝利し、3試合目を勝利 [ k=3 ]
  • 4試合で優勝: 次の3試合中どれか1回だけ勝利し、4試合目を勝利 [ k=4 ]
  • 5試合で優勝: 次の4試合中どれか1回だけ勝利し、5試合目を勝利 [ k=5 ]

という確率を足し合わせているだけです。合ってるのだろうか? 確率苦手なので(^^;)

この式にp=0.5つまり今後も勝率は五分五分という数値を入れて出た結果は0.8125、つまり81.25%…ほとんど統計値と同じ、むしろ若干高いじゃないか。p=0.48~0.49くらいで優勝確率79%となるようなので、開幕2連勝するとその後若干負け易くなるらしい…まぁ誤差ですけどね。過去データが示しているのは、2勝先行したところでその後の「各試合の勝率」にはほとんど影響はなくコイントスと同じ状態だということですな。

こういう「実は大したことない」ことは日常少なくないし、相手が勝手にする誤解を巧みに利用する人もいる。個人的には受け取る方も気をつけないといけないかなと思う。今回のスポーツ新聞の場合は読み手を誤解させようとしているわけじゃなく、単にコイントスと変わらない数値だということには気づいていないのでしょう。

数式書きにはTeXclipLink を利用させてもらいました。TeX使うの大学の卒論以来だな…

[参考] HTML中の数式の記述(数式画像の生成) (小泉真也氏)Link

[2011/11/15 追記] 本日対戦成績が2-1となりましたので、先行しているチームが優勝する確率は68.75%になりました

[2011/11/16 追記] 対戦成績2-2。当然優勝確率50%

[2011/11/18 追記] 対戦成績3-2、75%。実データと計算に食い違いが出てきてもおかしくないかなぁ…

[2011/11/19 追記] 対戦成績3-3、確率は言わずもがな。

— posted by mu at 10:20 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

超寿命タイヤ、寿命

blog20111030-BicycleTire

久々に自転車のタイヤがパンク。チューブを引き出してみると小さい穴があったのでいつもの通り修理。1時間後他の用事を終えて戻ってくると…チューブが破裂してる orz 先ほど修理した部分あたりから15cm位パックリと裂けておりまする。

タイヤの溝は無くなってはいないものの2年半前Link と比べると明らかにすり減っているし、ひび割れも悪化はしても良くなるはずもない。このままチューブだけ変えてもパンクの頻度は増えるだろうし、購入から6年も経つわけで交換することに。安物のタイヤなら2セットは消費しているだろうから、十分元は取れたな。

今回も6年前超寿命タイヤを勧めてくれたLink お店で。今回はおじいちゃんじゃなく、若い人だったな。私が「前輪もかなりヒビが入っているので交換したほうが良いと思うのですけど」と言ったら、「そんなこと(店側の)私らに聞いたら、そうした方が良いと言うに決まってるよ」と返事。なかなか正直なお店です。

当然今回も耐久性の高いタイヤをお願いしたのですが、やっぱり嬉しそう。でもそのタイヤ付けちゃったら、また5年くらい来ないかもよ。

— posted by mu at 08:26 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

CentOS4起動中にルート(/)がマウントされているとエラー

突如CentOS4起動中に
/ is mounted.  e2fsck Cannot continue, aborting.
なるエラーメッセージが出て、ルートのパスワードを求めるようになりました。パスワードを打てば管理コンソールに突入。見るとルート(/)しかマウントされていない。そこからmount -aとすると全てマウントが成功し、コマンドも使えるのですがexitで管理モードを抜けると再起動、また上のエラー発生の繰り返し。

ネットでこのエラーメッセージで探るといろいろ出てくるのですが、

  • CentOS4のCDからレスキューモードで起動 → md(ソフトウェアRAID)問題なく構成可能、fsckエラーなし。LVMは不使用。
  • /etc/fstabを編集、/の行の最後を"1 1"から"0 0"に変更 → 効果なし。
  • initrdを作り直せ → OSが起動しないんだってば
  • /etc/rc.d/rc.sysinitを編集、/をremount,rwでマウントしなおしている行をremount,roに変更 → 起動後/が読み込み専用になるので不便

要は既に読み書きモードでマウントされている状態で、なぜだかファイルシステムチェックであるfsckが起動されてしまうのが直接の原因。とりあえずtouch /fastbootで起動時fsckを無効、さらに/etc/rc.d/rc.sysinit内で/fastbootを削除しないように変更をしてその場をしのぐことに。

う~ん、何が起きているのだろう。

[2011/10/28 追記] どの箇所でエラーが出るのだろうと、/etc/rc.d/rc.sysinitに細工(3箇所あるエラーメッセージに違いを作った)をして再起動したら問題が出なくなってしまった。嫌な展開…

— posted by mu at 06:18 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Visual Studio 2010でWebReferenceを参照する

blog20111025-WebReferenceOnVS2101

備忘録。

どうもVisual Studio 2005より後ではWebServiceは別の技術に変わってしまったようで、Visual Studio 2010プロジェクト内のService Referencesから参照しようとすると、似て非なるサービスが出てきたりしました。

.NET Framework 2/Visual Studio 2005ベースのWeb Serviceを参照するには、

  1. Service Referenceからサービス参照を追加
  2. アドレス入力画面のところで左下のAdvancedボタンを押す
  3. さらに出てきた画面の左下、Add Web Referenceを押す
  4. 次に出てきた画面に、.NET Framework 2ベースのWeb Serviceのアドレスを入力する

画像・メニュー表記は英語版のものを書いてますので、読み替えてくださいませ。

[参照]Visual Studio 2010: Adding a Web Reference (Steve Novoselac's Tech Blog : 2010/10/1) Link

— posted by mu at 03:41 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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